関東経済産業局などの行政機関、しまむらなどの民間企業本社、さいたまスーパーアリーナ、コクーンシティなどの商業施設が集まる、さいたま新都心。現在進行中あるいは計画中の開発計画、新店舗などの情報をまとめてみました。
(仮称)アパホテル<さいたま新都心駅西>
さいたま市中央区新都心で13階建ての「(仮称)アパホテル<さいたま新都心駅西>」新築工事が始まります。
ホテルとタワーパーキングの2棟を建設する予定で、高さはそれぞれ44.03メートルと46.86メートル。
事業区域の面積は1,312.99平方メートル。建築面積は659.17平方メートルと72.95平方メートル。延べ面積は7,906.64平方メートル、717.95平方メートル。
工期(予定)は令和6年7月15日から令和7年11月30日。
さいたま新都心には、東口から徒歩8分の場所にアパホテル<さいたま新都心駅北>があります。
さいたま市役所本庁舎
さいたま市役所本庁舎が令和13年度に、さいたま新都心のバスターミナルのある場所に移転する計画です。
高さ約90メートルの行政棟のほか、民間機能が入るビルなど、市民広場などが設置されるようです。
(仮称)エンプラス新社屋新築計画
さいたま市役所本庁舎の建設予定地や、株式会社しまむら本社のある一角(さいたま市大宮区北袋町1丁目)に株式会社エンプラス(埼玉県川口市)の事務所・研究所の建設予定地がありますが、いよいよ建設が始まるようです。
(仮称)エンプラス新社屋新築計画で、実験棟がRC造、事務棟がSRC造+S造で、地上5階建て。高さは36.5メートルです。
対象事業区域の面積は8,348.79平方メートルで、建築面積は4,905.34悲報メートル、延べ面積は、1万3,939.43平方メートル。
工期(予定)は令和6年7月1日から令和8年6月30日。
エンプラスは、大手精密プラスチックメーカー。売上高は422億4,000万円(2023年3月期)。
(仮称)OMIYA SOUTHGATE 増築プロジェクト
さいたま新都心駅と大宮駅の間にある賃貸ビル「大宮サウスゲートビル」の増築プロジェクト(仮称OMIYA SOUTHGATE 増築プロジェクト)が始まっています。
増築するのは、CFT造、鉄骨造の地上12階、地下1階の事務所&店舗ビルです。
事業区域の面積は1万1,034.63平方メートル、建築面積は2,084.55平方メートル、延べ面積は2万9,383.49平方メートル。高さは58.0メートル。
発注者は新都心プロパティー特別目的会社。工事施工者は大成建設株式会社関東支店。
工事着手予定は2024年1月1日で、工事完了予定は2025年9月30日。
なお既存の大宮サウスゲートは、2007年6月に竣工した地上10階建て、延べ床面積1万7,715.45平方メートルのビルです。
(仮称)さいたま新都心東口開発新築工事
さいたま新都市駅の目の前の土地(直結している土地)で、「(仮称)さいたま新都心東口開発新築工事」が進んでいます。
10階建て鉄筋コンクリート造の建物で、用途は飲食・物販店舗、事務所、共同住宅。戸数は50戸。
事業区域の面積は935.34平方メートル、建築面積は783.06平方メートル、延べ面積は5,761.31平方メートル。高さは39.50メートルです。
事業者は株式会社ジェイアール東日本都市開発(東京都)。
工事着手は2023年7月14日で、完了予定は2025年2月28日の予定。
コクーンシティの新店舗
コクーンシティでは、2024年に段階的なリニューアルを行います。第一弾は、持続可能なエネルギーへ、世界の移行を加速する「TESLA」の国内最大店舗、「SK-Ⅱ」の国内最大旗艦店が4月19日にオープン。
ほかにも「一風堂」(ラーメン)、「クールミント」(自動車のサブスク)、「カレンド」(生花・雑貨)、「山古志本舗」(食品・酒・グロサリー)「オムライスの店 卵と私」(オムライス専門店)、「洋麺屋 五右衛門」(スパゲッティー専門店)などがオープンします。
昨年完成した3階建てのビル「新都心Sビル」
上の写真は、さいたま新都心駅近くに昨年完成した3階建てのビル「新都心Sビル」です。
事業区域の面積は275.41平方メートル、建築面積は192.43平方メートル、延べ面積は495.00平方メートル。高さは14.5メートルです。
1階には居酒屋の「新時代」、2階には焼肉の「牛角」がオープンしています。
核都市広域幹線道路
核都市広域幹線道路の実現のために地元検討会(第2回)が3月7日に開催され、新年度以降に開催される第3回検討会で、複数の概略ルート案、構造案を提示するという説明があったそうです。
核都市広域幹線道路は、「東京外環自動車道」と「首都圏中央連絡自動車道(圏央道)」の中間を走り、横浜市、町田市、多摩市、立川市、所沢市、さいたま市、越谷市、柏市、千葉市といった業務核都市を結ぶ計画です。埼玉で検討されているのは、埼玉新都心線・さいたま見沼ICから東北自動車道の岩槻IC~浦和ICの中間あたりまでのルートです。
これが実現すれば、さいたま新都心や大宮への広域アクセスはさらに向上します。
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