オーストラリア総合不動産会社大手の日本法人レンドリース株式会社(東京都)は、プリンストン・デジタル・グループ(以下、PDG)と進めてきた 日本最大級規模の96MWデータセンター・キャンパスとなる TY1 (建物名称:ティーワイワン)第1フェーズのコア&シェルが竣工を迎え27日に竣工式を行った、と発表しました。
東京の中心部から約30キロの所にあり、首都圏の主要な商業都市の一つであるさいたま市内の約3万3,000平方メートルの敷地に、TY1は建設されています。プロジェクトの第1フェーズは、地上6階建て48MWの施設です。
TY1は、レンドリース・データセンター・パートナーズ(レンドリースと機関投資家が出資するファンド)にとって初のプロジェクトであり、PDGにとっても日本初のデータセンターとなります。プロジェクト全期間を通じたレンドリースの最終的な開発総額は7.5億豪ドル以上、PDGの総投資額は10億米ドルとなる見込みです。
2024年第四半期にサービスを開始する予定で、世界最大級のAIおよびクラウド企業のインフラ需要に応えるため、高密度なラック配置に対応するよう設計されています。
◎施設概要
階数 :地上6階
建築面積 :6,230平方メートル
延床面積 :2万8,686平方メートル
IT負荷容量 :48MW
施工 :鹿島建設株式会社
設計 :株式会社日建設計
竣工:3月31日
住所:さいたま市北区日進町2丁目1912−1
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