昔ながらの製法にこだわる米菓を製造販売する株式会社七越製菓(さいたま市中央区)は今年創業40周年、またロングセラー商品「手揚げもち」は発売25周年を迎えます。それを記念して、復刻版「手揚げもちしょうゆ味」を同年6月、本格製造・発売します。また同社直営店、当社ECサイトでは3月下旬に先行発売します。
七越製菓は、40年前に創業。創業者の片岡七郎氏は米どころ新潟の農家で育ち、地元の製菓会社で米菓づくりを修行。当時の与野市(さいたま市中央区)で、兄弟とともに製菓会社を立ち上げました。その後、七郎は独立。昭和59年3月、有限会社七越製菓を設立しました。七郎と妻、レイ子と夫婦二人での出発でした。
一方、いまも主力のロングセラー製品「揚げもち」は、七郎氏の祖母がつくってくれた田舎の味、なつかしい揚げもちを食べてもらいたいとの思いから始まりました。直営店の店頭で揚げたてのおかきを袋につめて、袋の口を巾着結びしただけの素朴な外装でご近所のお客様に提供したのがスタートです。
今回記念販売する復刻版「手揚げもちしょうゆ味」は、そのなつかしい揚げもちを再現しています。
製法は発売当時も今もかわらないといいます。職人がもち米を丹念につきあげ、成形した生地を手間ひまかけて陰干しする。そして晴れた日を狙って天日干しをすることで独自の生地をつくり、さくさくとした食感を生み出す。手間ひまを惜しまずに、昔ながらの手造りだから、どこか心安らぐ懐かしさを覚えるそうです。
なお商品ラインナップは、手揚げもちしょうゆ味、しお味、カマンベールチーズ味、塩わさび味、七味、食感のやわらかいソフトしお味、米生地にえびの旨みたっぷりのえび塩味。
ジッパー式アルミスタンド袋の製品もあります(下に写真)。
◎直営店
本社売店(さいたま市中央区上峰2−3−9)
ななこし武蔵浦和店(さいたま市南区沼影1−3−9)
◎ななこしネットショッピング
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