さいたま市の新年度予算は、前年度比4.75増の1兆1,816億円(一般会計7,120億円、特別会計3,355億円、企業会計1,342億円)。
特徴は「~選ばれる都市として、さいたま市の新時代へのシンカに取り組む予算~ 人口134万人を擁する大都市へと成長・発展を遂げている本市が、次なるステージ へと飛躍し、選ばれる都市であり続けることができるよう、さいたま市の新時代への シンカに取り組む予算」と言うことです。
そうしたことの実現を目指していくための「4本の柱」があるようです。
(1)新時代を切り拓くさいたま市らしさの深化
(2)誰一人取り残さない持続可能な地域社会の実現
(3)激甚化する自然災害への対策強化
(4)DX推進と公民学共創による質の高い市役所の創造
このうち「(1)新時代を切り拓くさいたま市らしさの深化」には以下のような項目が並んでいます(一部抜粋)。
・新庁舎の整備及びさいたま新都心のにぎわい創出(2億1,974万5千円)
・浦和駅西口南高砂地区市街地再開発の推進(81億2,688万3千円)
・ 市民会館うらわ新施設の整備(46億3,137万4千円)
・大宮駅グランドセントラルステーション化構想の推進(1億299万5千円)
・大宮駅西口市街地再開発の推進と桜木駐車場用地の活用(38億2,015万4千円)
・大宮駅東口大門町3丁目中地区市街地再開発の推進(8,510万円)
・地下鉄7号線の延伸及び浦和美園~岩槻地域のまちづくりの推進(1億4,470万8千円)
・(仮称)次世代型スポーツ施設の整備(1億1,879万6千円)
このうち桜木駐車場用地の活用は、大和ハウスとJR東日本民間に土私有地である桜木駐車場を貸し、以下の施設を整備していくイメージです。
https://www.city.saitama.lg.jp/006/014/008/003/012/008/p100026_d/fil/gaiyousyo.pdf
「大宮駅東口大門町3丁目中地区市街地再開発事業」は大宮門街の隣接エリアに、高さ100メートル、21階建てのビルを再開発するもので、昨年12月8日、都市計画決定(都市再生特別地区等)の告示を受けました。
(仮称)次世代型スポーツ施設は与野中央公園内に整備するというもので、今年2月には整備事業実施方針及び要求水準書(案)が公表されました。メインアリーナは国内競技団体基準で、2029年10月の供用開始を計画しているそうです。
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