大宮駅東口大門町3丁目中地区市街地再開発準備組合(2022年4月設立)が推進する「大宮駅東口大門町3丁目中地区市街地再開発事業」は8日、さいたま市より都市計画決定(都市再生特別地区等)の告示を受けました。なお、都市再生特別地区の制度活用は、埼玉県下初の取り組みとなります。
準備組合の構成企業(大宮ガレージ株式会社、大宮製油合名会社、株式会社埼玉りそな銀行)は、これまで半世紀以上にわたり計画地において、地域に根ざして事業を営んできました。その後、建物老朽化や道路拡幅整備事業(氷川緑道西通線)を契機に、2015年頃より一体再開発の検討に着手し、2021年度に開催したプロポーザルコンペで事業協力者(第一生命保険株式会社、株式会社竹中工務店)を選定した上で、各社が有するノウハウを生かし、計画検討を進めてきました。
計画地は、都市再生緊急整備地域(大宮駅周辺地域)内に立地するとともに、東日本の広域交通拠点である大宮駅東口周辺の商業・業務集積エリアと、氷川参道周辺の緑豊かな住宅エリアの結節点に位置しています。
このような立地特性を踏まえ、新施設は高水準の環境・ウェルネス性能を備えたオフィスを中心に構成しながら、低層部には銀行・店舗と緑溢れるオープンスペースを設けることで、さいたま市が推進する「グリーンインフラの形成」や「ウォーカブルなまちづくり」に貢献するとともに、オフィスワーカー/地域住民の方々へ、新たなワーク/ライフスタイルを提供することを企図しています。
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