全国商工会議所女性会連合会は、第22回「女性起業家大賞」受賞者10名と、エクセレント賞3名を決定しました。
連合会では、2002年より、女性の視点で革新的・創造的な企業の創業や経営を行い、事業を成功させている創業10年未満の女性起業家を毎年顕彰しており、前回(2022年度)までに、累計214名の女性起業家を表彰してきました。
今年度は、最優秀賞に、多種多様な業界の企業の顔として、受発信のコンタクトセンターを担う矢野ひとみさん(大阪府大阪市)が輝き、創業5年未満の「スタートアップ部門」では、優秀賞の藤岡勢子さん(兵庫県淡路市)ほか3名が、創業5年以上10年未満の「グロース部門」では、同じく優秀賞の増田美佳さん(埼玉県さいたま市)ほか4名の方の受賞が決定しました。
また、同大賞を受賞後、20年間事業を継続・成長させ、現在においても活躍されている方を表彰する「エクセレント賞」3名を決定しました。
●優秀賞(全国商工会議所女性会連合会会長賞)グロース部門(創業5年以上10年未満)
増田美佳さん 魔法のタイツ株式会社代表取締役 さいたま市
事業概要:小売業(着圧タイツを中心としたレッグウェアと機能性インナーの企画・製造・販売)
【起業のきっかけ・受賞ポイント】
海外製の「履くと美脚に見える着圧タイツ」に出会い、「むくみ対策」として販売していた日本で大きなマーケットになる可能性を感じて創業。「商品を手にした感動」「着用した感動」「購入後の感動」の3つの感動で安定した事業を継続すると同時に、戦略的なネット販売や海外展開でさらなる高みを目指す。
また、SDGsの観点から、日本の伝統的な高い技術と繊細なものづくりの継承とともに、大量生産ではなく「ものを大切にする文化」を世界に広めていく。
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