さいたま市のホームページによりますと、武蔵浦和駅周辺地区は、人口の集中する過密地域であり、今後も児童生徒数の増加が見込まれる地域。そこで、この地区に義務教育学校を設置することで、この地区の全ての学校における学校規模の課題を解消するとともに、学校教育のさらなる質の向上を図っていくそうです。
新たに設置する義務教育学校は、「沼影公園(市民プールなど)と沼影小学校の土地を一体的に活用し、新たに設置する義務5年生から9年生が通う新校舎」と、「浦和大里小学校・内谷中学校それぞれの既存校舎を活用し、義務1年生から4年生が通う2校舎」の3校舎で1つの義務教育学校とします。
さいたま市教育委員会「武蔵浦和駅周辺地区 義務教育学校の設置について」によると、既存の学校種における義務教育学校は、小学校・中学校の9年間で、それぞれに別々の校長と教職員がいますが、義務教育学校が一つの学校(組織)となっています。このため、きめ細かな指導や、系統性・連続性に配慮した教育活動が展開できるそうです。
設置数は年々増えていて、全国には、令和4年度現在で178の義務教育学校が設置されているそうです。
「沼影公園と沼影小学校の土地を一体的に活用し、新たに設置する義務5年生から9年生が通う新校舎」のスケジュールは以下の通りです。
・令和6年4月〜令和7年、沼影市民プール解体工事
・令和7年〜令和9年、(プール跡地に)新校舎建設
・令和10年、開校
・令和10年、沼影小解体工事
・令和11年、校庭整備
なお施設のイメージなどもさいたま市教育委員会「武蔵浦和駅周辺地区 義務教育学校の設置について」に掲載されています。
さいたま市教育委員会「武蔵浦和駅周辺地区 義務教育学校の設置について」
https://www.city.saitama.jp/003/002/001/p082303_d/fil/R5shiryou.pdf
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