総合結婚式場・葬斎センター・多目的ホールを展開するアルファクラブ武蔵野株式会社(さいたま市大宮区)は、株式会社あきやカンパニー(東京都)と、空き家の総合窓口サイト「空き家ゲートウェイ」と空き家のマッチングプラットフォーム「カリアゲJAPAN」の譲受契約を締結し、運営を開始しました。
日本の空き家問題は毎年増加傾向にあり、年々深刻になっていますが、空き家が増える原因として、少子高齢化が進んでいる、相続した家の放置、所有者不明といった問題があげられます。
空き家が多くなることで建物の倒壊や放火による火災で事故が起こってしまったり、悪臭や治安の悪化を生じてしまったりする恐れもあります。
アルファクラブ武蔵野は、新型コロナウイルス流行期間中に、ペット葬や遺品整理、遺産相続事業などを開始。空き家増加問題の一因である少子高齢化や遺産相続は、同社の事業と親和性があるため、譲受契約の締結を決めました。
また、アルファクラブ武蔵野のグループ企業に「小さなお葬式」のサービスを展開している株式会社ユニクエストがあります。「小さなお葬式」の事業展開で培った加盟店ビジネスのノウハウを駆使して、日本全国の空き家情報が掲載されている「空き家ゲートウェイ」「カリアゲJAPAN」の事業を今よりさらに発展させていき、日本の空き家問題に貢献したいと考えているそうです。
空き家ゲートウェイは、日本全国の「100均物件」を網羅するマッチングサイト。空き家の100円物件と100万円物件の2つの金額帯に絞り物件の情報を掲載しています。
カリアゲJAPANは、空き家の賃貸活用・売却などを考えているオーナー側と、物件を活用したい人のプラットフォーム。
なお契約締結日は今年2月27日で、アルファクラブ武蔵野による運営開始日は6月1日です。
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