埼玉銘菓「十万石まんじゅう」の製造・販売を行う株式会社十万石ふくさや(埼玉県行田市)は、太陽光発電のEPC事業を展開する株式会社恒電社(埼玉県北足立郡伊奈町)との間で、自家消費型太陽光発電設備のEPC(システム設計・部材調達・電気設備工事)契約を締結。本社工場に自家消費型太陽光発電設備(61.005kW)を導入し、2024年4月に稼働を開始する予定です。
十万石ふくさやは、埼玉県SDGsパートナー(SDGsに自ら取り組むとともに、その実施内容を公表する県内企業・団体などを県が登録する制度)に登録されており、以前より照明のLED化、空調の使用方法の見直し、生産工程の時間短縮など、生産設備の効率化に積極的に取り組んでいます。
自家消費型太陽光発電設備の導入は、これらの取り組みをさらに強化するための一環であり、再生可能エネルギーの活用推進を目的としています。
十万石ふくさやは、埼玉県行田市に本拠を置く和洋菓子メーカー。創業は1952年で当初は「福茶屋」として開業し、1960年に株式会社十万石ふくさやに改名。
現在、埼玉県内に35店舗、群馬県に1店舗を運営し、特に戦後に誕生した「十万石まんじゅう」は有名で、埼玉県の代表的な銘菓として親しまれています。
十万石まんじゅうは、北海道十勝産の小豆、新潟県産コシヒカリの粉と厳選国産つくね芋を使用し、伝統的な製法で製造されています。テレビCM「うまい、うますぎる!」で広く知られ、地域の象徴としても位置付けられています。また、様々な限定商品やコラボレーションを展開し、埼玉県の文化を代表する商品としての地位を確立しています。
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