岩槻橋(さいたま市岩槻区)の工事状況を見てきました。
最近まで使われていた岩槻橋(橋長76.2メートル)は、第二次緊急輸送道路である主要地方道さいたま春日部線の橋で、元荒川にかかっています。
ただ、これまでの岩槻橋は幅員が狭く、歩道も片側のみの設置だったそうです(車道橋の幅員5.5メートル、のちに設置された側道橋の幅員2メートル)。
また、車道橋は、太平洋戦争が始まる少し前の昭和16年5月の竣工後、約80年が経過し、老朽化による損傷が著しい状況で現在の耐震基準を満足していなかったそうです(ちなみに工費は当時の金額で4万3,000円余りだったそうです)。
そこで架け替え工事が行われることとなり、令和2年度には仮橋の整備工事に着手。現在、これまで岩槻橋は通行止となっていて、その隣に仮橋がかかっていました。
新しい岩槻橋は2027年の完成予定のようです。
新しい岩槻橋は、道路幅員16メートル(両側に歩道3.5メートル、車道9メートル)ということです。
なお最初に架けられた初代の岩槻橋は1888年に架橋。最近まで使われていた岩槻橋は2代目のようですね。
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