大宮駅周辺で大型の再開発事業が相次いでいます。再開発事業の建設状況を見てきました。
大宮駅西口第3-B地区
さいたま市大宮区桜木町2丁目の一部を大規模再開発する「大宮駅西口第3-B地区」の現場です。
さいたま市のホームページによりますと、 事業のタウン名称は、大宮サクラスクエア。施設の名称は大宮スカイ&スクエア ザ・タワーです。事業の施行期間は令和7年7月まで。区域面積は約1.3ヘクタールで、以下の概要の再開発が行われています。
A棟 | B棟 | |
敷地面積 | 約609平方メートル | 約7,642平方メートル |
建築面積 | 約332平方メートル | 約4,548平方メートル |
延べ面積 | 約3,798平方メートル | 約6万7,363平方メートル |
規模 | 地上13階 | 地下2階 地上28階 |
最高高さ | 約45メートル | 約100メートル(※99.45メートル) |
主要用途 | 商業業務・住宅 | 商業業務・住宅 駐車場 |
住宅戸数 | 60戸 | 522戸 |
大宮駅西口第3-A・D地区
「大宮駅西口第3-B地区」に隣接するエリアです。
面積約1.5ヘクタールのこのエリア内には狭あい道路が多く、老朽化した木造建物が密集しており、また緑地などのオープンスペースが不足していること、五差路の交差点があることなどで、防災性の問題、交通環境などの課題を抱えているとのことです。
その課題の改善を図るため、平成25年3月、地元権利者による大宮駅西口第3-A・D地区市街地再開発準備組合(以下、準備組合)を設立しました。
その後、準備組合から2020年8月20日付でプレスリリースも出されています。それによりますと、住宅、将棋施設などが入る高さ100メートルの複合施設が建設されるようです。
プレスリリースによりますと今年度の着工で、2025年度の竣工を計画しています。
大宮区桜木町複合施設ビル
さいたま市大宮区桜木町1丁目379他23筆(大宮駅西口第四土地区画整理事業4街区1−1、1−2、2、3、4画地)で、客室数265室、収容人員534人の「(仮)ダイワロイネットホテル大宮」や事務所棟からなる「大宮区桜木町複合施設ビル」の建設が進められています。地上22階建で高さは92.433メートルです。
敷地面積は4,010.22平方メートル、建築面積は2,795.49平方メートル、延べ面積は4万2,690.38平方メートルです。
完成は2023年12月の予定です。
大宮駅西口の高層ビル
大宮駅西口周辺にはすでに高層ビルがあります。
大宮駅東口の高層ビル
西口に比べ、再開発は進んでいませんが、今後、「大門一丁目中地区」、「南地区」、「西地区N街区」などの大規模再開発も行われる「大宮駅グランドセントラルステーション化構想」への期待が高まっています。
さいたま新都心
最後に大宮駅のお隣、さいたま新都心駅風編の写真です
コメント