地下鉄7号線=埼玉高速鉄道線(SR)は、赤羽岩淵~浦和美園間14.6キロメートルを結ぶ路線で、愛称は埼玉スタジアム線です。3月18日には相鉄・東急新横浜線が開通し日吉駅より先の新横浜駅、相鉄線方面にも乗り換えなしで行くことが可能になりました(下の図)。
関連サイト 埼玉高速鉄道「令和5年3⽉ダイヤ改正のお知らせ」
https://www.s-rail.co.jp/news/2023/pr20221216-r5-dia-kaisei.php
上のサイトによりますと、平日は新横浜駅には36本運転(このうち17本が相鉄線内行き)し、土休日は新横浜駅には26本運転(このうち11本が相鉄線内行き)するそうです。
この埼玉高速鉄道の利便性向上でさらに期待されているのが、さいたま市が進める、埼玉高速鉄道の浦和美園駅から(東武アーバンパークラインの)岩槻駅までの約7.2キロメートルを延伸する計画です(埼玉スタジアム駅=臨時?、中間駅、岩槻駅の3駅を設置)。運行は各駅停車で所要時間は約7分です。
中間駅の位置は、目白大学岩槻キャンパス付近が想定されているようです。今年1月26日の埼玉新聞の記事によりますと、案は中間駅と目白大学さいたま岩槻キャンパスを結ぶ歩行者専用道路を整備し、ウォーカブルなエリア創出などが柱となっているそうです。
今年1月26日の埼玉新聞の記事
一方、さいたま市は新年度予算に、都市鉄道等利便増進法に基づく鉄道事業者による申請手続の早期実現に向け、鉄道事業者へ事業実施要請を行うとともに、中間駅周辺のまちづくりを推進する「地下鉄7号線延伸促進事業」に1億465万9,000円を計上しています。
具体的な事業としては、「浦和美園から(東武)岩槻までの地域に関するまちづくり、地域資源、観光・イベントなど地域の魅力に関する情報をウェブサイト等で発信」。また浦和美園から岩槻までの地域の成長・発展を促進させるため、「浦和美園~岩槻地域成長・発展プラン」に位置付けられた方策などを展開したりするそうです。加えて、浦和美園から岩槻までの地域の成長・発展に資する活動を実施する市民団体などに対し、補助金を交付します。
今後の動きに注目です。
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