ウガンダ・トラさんが発した「カレーは飲み物。」
食べ物であるカレーを飲み物と称したこの名言はあまりにも有名で、その言葉をそのまま店名にしたカレー店もあるほど。
その明言も、一文字変えるだけでその意味合いはガラッと変わります。
「カレーと飲み物。」
戸田公園の注目スポット「さぼり場」にて、2022年10月27日(木)に行われる新企画です。
その名の通り、「カレー」と「飲み物(ビール)」のペアリングが楽しめる場所。
第1回目は「ベトナム風カレー」と「ベトナムビール」のペアリングです。
高山さんの作る「ベトナム風カレー」は限定50食、もちろん、ビールは飲まずにカレーだけの注文も可能です。
カレーを作るのは、独自に調合したオリジナルスパイスカレーが人気のキッチンカー「BELL’S KITCHEN」を運営する高山祐輔さん(以下、高山さん)。
普段はさいたま市を中心に活動していますが、今後、戸田市・蕨市への進出も視野に入れています。
ベトナムカレーって、どんなカレー?
カレーといえば、インドやネパール、タイのイメージ。
ベトナム料理といえば、フォーや生春巻き、バインミーが有名ですね。
もしかしたら「ベトナムカレー」と聞いても、どんなカレーかわからない方も多いかもしれません。
ベトナムカレーは、ほとんど辛さを感じることがありません。
そのマイルドでコクのある味わいは、年齢を問わず食べやすいカレーです。
ベトナムカレーの一番の特徴といえば、「ココナッツミルク」を使用すること。
大きめにカットした鶏肉やサツマイモなどの具材を、レモングラスなどのハーブ類やスパイス、ココナッツミルクと一緒に煮込みます。
ベトナムカレーの独特の甘みは、ココナッツミルクやサツマイモ由来の甘味なのです。
今回の「カレーと飲み物。」では、高山さんが「ベトナムカレー」を」日本人好みにアレンジした「ベトナム風カレー」を提供します。
また、カレーをフランスパンで食べるのがベトナム流!
フランスに植民地支配されていた頃の影響か、ベトナムではフランスパンをよく食べる習慣があるようです。
いわれてみれば、人気のベトナム料理「バインミー」も、フランスパンを使ったサンドウィッチですよね。
「カレーと飲み物。」でも、もちろんフランスパンを使用します。
使用するパンは、高山さんの友人でもある人気店「panya no.. takesan!」から仕入れます!
「カレーはライスで食べるもの!」というこだわりのある方には、テイクアウトも対応する予定です。
ベトナムビールって、どんなビール?
ビールといえば、ドイツやベルギー、アメリカのイメージが強いですよね?
しかし、ベトナムもアジア屈指のビール大国!
キリンホールディングス株式会社が2021年に発表した「2020年 国別ビール消費量」では、ベトナムは世界9位(日本は7位)にランクインしています。
暑い季節が長いベトナムでは、苦みやキレの強いビールではなく、比較的ライトな飲み口のビールが一般的です。
現地の食堂では、常温のビールに氷を入れて飲むこともあります。
氷を入れることで多少は味が薄まってしまいますが、むしろスッキリ感が増し、ビールが苦手な方にとっては飲みやすく感じるのではないでしょうか。
写真は、「カレーと飲み物。」でも提供予定の「333(バーバーバー)」。
ベトナム国内では圧倒的なシェアを誇る、ベトナムを代表するビールです。
泡立ちがよく、ほんのり優しい甘味とクセのないスッキリした味わいが特徴。
ベトナムでは縁起の悪いとされている「3」ですが、3つ並べば合計は「9」になります。
「9」は縁起が良い数字であることから、ベトナム国内で「幸運のビール」として愛されているビールです。
10月27日(木)は「さぼり場」で「モッ!ハイ!バー!ヨー!」
ベトナムでは、「モッ ハーイ バー ヨー!(1,2,3乾杯!)」と発声して乾杯するそうです。
乾杯は一度だけでなく、会食の間に何度でも行われ、その度に「モッ ハーイ バー ヨー!(1,2,3乾杯!)」と盛り上がります。
10月27日(木)は、戸田公園の「さぼり場」で、美味しい「ベトナム風カレー」と「ベトナムビール」のペアリングを楽しんでみてはいかがでしょうか?
もちろん、そのときの発声は「モッ ハーイ バー ヨー!(1,2,3乾杯!)」で決まりですね!
「さぼり場」はこちら↓
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