JR 東日本とJR 物流が発表しましたプレスリリースによりますと、両社は、「物流2024年問題への対応」、「CO2排出量削減」、「地方創生」を目指し、新幹線を活用した高速・多量荷物輸送のトライアル(列車荷物輸送サービス「はこビュン」によるトライアル)を6月に実施するそうです。
実施日は6月16日で、臨時列車はやぶさ72号を使って実施します。新青森駅を9:37に出発し、大宮駅に12:30に到着します(停車駅は、新青森駅、盛岡駅、仙台駅)。
輸送区間は、盛岡新幹線車両センター青森派出所~大宮駅で、6〜8号車を使って鮮魚、スイーツ、生花、電子部品など約600箱程度を運ぶそうです(一部商品は盛岡駅で積み込み)。このトライアルは、2021年10月の「はこビュン」サービス開始以来、最大規模の荷量を新幹線3両を使用して輸送することになるそうです。
1~5号車は旅客となりますが、TRAIN DESK、グリーン車、グランクラスは営業停止ということです。
また、トライアルでは、新幹線車両基地、大宮駅ホームおよび屋上駐車場での荷扱い(荷物搬出入、積み下ろし、荷捌き)の検証、AGV(無人搬送車)の試用による荷扱い業務の生産性向上の検証、客室輸送専用台車の試用による荷扱い業務の生産性向上の検証などを行うそうです。
2023年度中に新幹線車両基地を活用した多量輸送のトライアルを複数回予定しており、引き続き実用化 に向けて取り組んでいくそうです。
新幹線荷物輸送「はこビュン」による多量輸送トライアルを実施します(2023年5月17日)
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