さいたま市は26日、県道大宮停車場大成線の一部(大宮駅前区間)の歩道拡幅による道路整備(歩行空間の安全性や快適性の向上が目的)に先立ち、「車道幅」の変更などを行うことを市のホームページで発表しました。
変更する区間は、大宮駅西口駅前広場から工機部前通線までの約80メートルの区間です。
現状、8メートルの車道幅を5メートルに縮小し、車線数も2車線から1車線にし、歩道幅を大きくします。車線数減などにあわせ、相互通行から西向きの一方通行(自転車を除く)になります。
10月26日午前10時から変更となります。
さいたま市のホームページによりますと、大宮停車場大成線は、歩行者が多い混雑時には歩行者が車道にはみだす場面も見られ、また、歩車道の段差が大きく歩道の勾配が急な箇所もあり、安心・安全で快適な歩行空間への改善が必要とされています。
そうしたなか、さいたま市は「ウォーカブル推進都市」として、“居心地がよく歩きたくなる(ウォーカブルな)まちなか”形成の取り組みを推進していて、大宮駅西口でも「大宮停車場大成線」においても再整備の検討を進めてきました。
検討は平成26年度よりスタートし、平成30年度から地元関係者とのワークショップなどを開催し進めてきました。ワークショップはこれまでに11回開催し、整備計画を固めました。今度中にこの整備計画に基づき再整備工事に着手するそうです。
一方、大宮停車場大成線の沿線の大宮駅西口第三地区では、さいたまレポ(下に記事のリンクを掲載)でもレポしたとおり、市街地再開発事業が進められており、大宮停車場大成線の整備も含めた再開発が計画されています。
【地上28階建て】大宮駅西口近くで進む大規模再開発の現場写真(2022年9月11日)
https://saitama-repo.co.jp/archives/139
【地上100メートルの複合施設を建設予定】大宮駅西口第3-A・D地区第一種市街地再開発事業の現場、隣接地では28階建ての複合施設が建設中!(2022年9月19日)
https://saitama-repo.co.jp/archives/269
さいたま市「県道大宮停車場大成線の再整備について」
https://www.city.saitama.jp/001/010/015/004/008/004/p089140.html
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