JR東日本は、東京駅と羽田空港を直結する「羽田空港アクセス線(仮称)の「東山手ルート」の起工式を6月に行い、本格的な工事に着手します。2031年度の開業を目指しています。
東山手ルートは、現在休止している大東海道貨物線(大汐線)の橋りょうや高架橋などの既存ストックを有効活用し東京駅と羽田空港を直結、宇都宮線・高崎線・常磐線方面から羽田空港への直通運転を実現します。
東京駅から羽田空港へは、現在、鉄道を利用した場合30分程度かかっていますが、実現すると乗り換えなく約18分で到着することが可能で、大宮からは49分で到着します(ちなみに大宮〜東京の所要時間は23〜24分ですね)。
工事区間は約12.4キロメートルで、既存の大汐線改修区間、東京貨物ターミナル内改良区間、アクセス新線区間で構成。概算工事費は約2,800億円を見込んでいます。
羽田空港新駅(仮称)は第1旅客ターミナルと第2旅客ターミナルの間の空港構内道路下に地下駅を設置します。
JR東日本ニュース「羽田空港アクセス線(仮称)の本格的な工事に着手します」(2023年4月4日)
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