今日は「さいたま市民の日」です。それを祝ってというわけではありませんが、「北海道生まれ和食処とんでん」に行ってきました。
「北海道生まれ和食処とんでん」96店舗と「日帰り温泉施設つきさむ温泉」(北海道)を運営している、とんでん株式会社(さいたま市南区)。
その持株会社(100%)である株式会社とんでんホールディングスの本店所在地は北海道ですが、さいたま市南区と北海道に本社があり、グループ売上高は176億(2020年3月期)です。
同社の歴史は1968年に北海道で創業し、10円まんじゅうの販売を始めたところから始まります。
翌1969年には札幌市で和洋生菓子製造を始め、1973年には、北海道で、鮨をメインとした「とんでん鮨第1号店」を開店。このとんでん鮨は、当時手頃に食べることができなかった鮨を、小さな子供から大人まで、お腹いっぱいになるまで一緒に楽しめる場として大きなブームを巻き起こしたそうです。
そして1978年に北海道から関東へ。「ファミリーレストランとんでん」第1号の浦和店をオープンしました。
(屋号は1994年に「ファミリーレストランとんでん」から「和食レストランとんでん」に変更。さらに2020年に「和食レストランとんでん」から現屋号の「北海道生まれ和食処とんでん」になっています)
その後、2017年に「しゃぶしゃぶと鮨とんでん」第1号の戸田新曽店をオープンし、2018年には株式会社とんでんから株式会社とんでんホールディングスへ社名変更・会社分割しています。
当然といえば、当然ですが、屋号のとんでんは、北海道を開拓した「屯田兵」に由来しています。
それにしても、「とんでん」だけでなく、昨日、一昨日と紹介した「ジャンクガレッジ」や「坂井精肉店」のように、埼玉県以外の企業が、埼玉で事業を拡大していくケースが意外とあるのかもしれませんね。
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