31日のハロウィーンを前に埼玉県羽生市の埼玉純真短大で28日、教職員と学生が思い思いの仮装をする恒例の一日を迎えた。
同大の学生は幼稚園教諭や保育士を目指す。季節の行事をみんなで楽しむ意味を理解し、今後に役立ててもらうことが目的で、今回8回目。アニメのキャラクター、ゾンビ、警官や空気で膨らませてお化けカボチャに扮した学生が廊下を行き交い、そのままの姿で授業に臨んだ。
2年生の友人5人と「唐傘お化け」の衣装を手作りした大峪(おおさこ)涼佳(すずか)さんは「ほかとかぶらないように日本の妖怪にした。とにかく楽しくて、保育士になっても自分が一番はしゃいじゃうかも」と笑い声をあげた。
一方の教員たちもノリノリ。なかでも「不思議の国のアリス」のハートの女王、「アラジン」のランプの魔人ジーニーに扮した教授、准教授の作り込んだ仮装は、学生もタジタジの出来栄えだった。(猪瀬明博)
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