「熱烈中華食堂日高屋(日高屋)」を運営する、株式会社ハイデイ日高(さいたま市大宮区)は、4月1日から給与改定により、正社員約900名のベースアップの実施と新卒初任給を引き上げることとした、と発表しました。ベースアップは、今年で4年連続の実施となります。
昨年5月に新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行し、同社の売上も徐々に回復してきましたが、世界的な物価の上昇傾向は続いていくものと予想されます。こうした中、同社の創業者であり代表取締役会長である神田正氏の想いである「分かち合う資本主義」を大切にし、今後も社員ひとりひとりが安心して働ける環境を整える為に実施します。
定期昇格による給与の引き上げを含めた昇給率は全体で5.5%となり、成長分配金(2/29支給済み)を昇給額に含めた実質的な昇給率は、全体で7%強となります。
また、新卒初任給の引き上げにより、600店舗体制へ向けた採用力強化を目指します(3月11日現在の店舗数は449店舗=FC店舗を除く)。
なお昨年12月19日の日経新聞(ウェブ)によりますと、同社は2024年以降、主力の東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県以外の関東地域で店を増やし10年後をメドに全体の店舗数を700店規模に増やすことを目指しているそうです。
創業者である神田正会長は2018年と2023年に、自身の保有する株式の一部を従業員に贈与しているようです。
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