埼玉県企業局は、工業用水道事業、水道用水供給事業、地域整備事業の令和4年度決算の概要を県ホームページに公表しました。
工業用水道事業会計は、電気料金は高騰しましたが、施設の撤去に係る費用が減少したため、黒字を確保したそうです。水道用水供給事業会計は、電気料金の高騰などにより、31年ぶりの経常赤字となったそうです。
地域整備事業会計は、3地区の産業団地を新規分譲したことにより、大幅な黒字となったそうです。
このうち、地域経済の活性化や雇用機会の拡大などを目指し産業団地を整備する、地域整備事業会計は、事業収益154億2,700万円(前年度比+110億4,900万円)、事業費用118億7,900万円(前年度比 +76億600万円)で、事業収益から事業費用を差し引いた純利益は35億4,800万円(前年度比+34億4,300万円)だったそうです。
産業団地は「松伏・田島地区」、「川越増形地区」、「行田富士見地区」、「嵐山花見台地区」、「富士見上南畑地区」、「鴻巣箕田地区」、「寄居桜沢地区」、「羽生上岩瀬地区」、「久喜高柳地区」の9地区。
このうち、松伏・田島地区で96億8,900万円(3区画)、寄居桜沢地区で26億8,400万円(5区画)、羽生上岩瀬地区で22億6,900万円(2区画)の新規分譲収益があったそうです。このほかに貸し付け契約をしていた杉戸深輪(1区画)を分譲し3,300万円の収益があったそうです。
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