七里駅舎改修事業
七里駅(さいたま市見沼区)は大宮駅から東武アーバンパークライン(各駅停車)で8分ほどのところにあります。ウィキペディアによりますと、乗降人員は1万6,326人/日(2021年)です。
さいたま市のホームページによりますと、現在、七里駅の改札口は駅の南側のみで、線路の北側からの駅利用者は、駅から250メートル以上離れた踏切を渡らなければならず、駅南側に集積している商業・金融施設への利用は線路により隔てられているため、駅北側からのアクセス性が低く、市街地が分離されています。
七里駅舎改修事業により、七里駅の橋上化及び南北自由通路の整備を進め、地域の利便性や安全性の向上を図るそうです。
さいたま市 七里駅舎改修事業
https://www.city.saitama.jp/001/010/015/005/p090828.html
現地のお知らせ標識によりますと、駅舎改修事業の事業区域の面積は2,908.04平方メートル、建築面積は1,738.02平方メートル、延べ面積は1,032.47平方メートルです。地上2階建てで、高さは12.151メートル。
工事完了予定は今年度末(令和6年3月31日)です。
七里駅北側特定土地区画整理事業
一方、改札口のない駅の北側では、敷地造成工事(七里駅北側特定土地区画整理事業)が行われています。
さいたま市のホームページによりますと、このエリアは、大宮駅の5キロメートル圏内の東部に位置し、その立地条件から、さいたま市のみならず埼玉中枢都市圏 (さいたま市、伊奈町、上尾市)の住宅・宅地供給の重要地点として期待されているそうです。
その一方、公共施設の未整備、小規模宅地開発が土地の有効利用を妨げ、健全な市街地の形成を阻害しているそうです。そこで、幹線道路や駅前広場などの整備を進め、商業・業務機能などと居住機能とが調和した周辺地域の拠点を目指すとともに、全ての人に開かれた快適な住環境のまちづくりを目的としているそうです。
七里駅北側特定土地区画整理組合
コメント