埼玉県内を車で走っていると、黄色い看板にかかしが描かれた看板を掲げた山田うどん(ファミリー食堂 山田うどん食堂)をよく見かけます。今日は大宮バイパス沿いにある「ファミリー食堂 山田うどん食堂」田島店(さいたま市桜区)に行ってきました。
注文したのは、ミニ赤パンチ丼と、天ぷらうどん(無料で大盛りが可能)。パンチとは、40年変わらぬ味という山田うどんの名物メニューで、もつ煮込みのことです。そして赤パンチはニンニク、生姜、唐辛子を効かせたもつ煮込みです。
この「ファミリー食堂 山田うどん食堂」を運営するのは山田食品産業株式会社(埼玉県所沢市)です。1935年に所沢市に製麺所を創業したのが始まりで、1959年には所沢市に製粉工場を建設し、1964年には所沢市に製麺工場を建設したそうです。
そして1965年に所沢市金山町に山田うどん一号店を開店。1966年には直営店の店舗展開を開始し、1990年に直営店100店舗を達成したそうです。
その後、2017年には、うどんの主原料の小麦粉を国産に切り替えたほか、2018年には屋号を「ファミリー食堂 山田うどん食堂」へ変更したそうです。
従業員は2,477名で、店舗数は158店(直営店151店、FC店7店)。いずれも2022年3月末現在の数字です。
一方、最近も何かと注目を集めていますね。
例えばサンヨー食品が4月17日に、山田うどん食堂が監修した「赤パンチ味うどん」「たぬきぬどん」を発売しました。
パッケージには、山田うどん食堂のロゴとともに、「埼玉県民のソウルフード」というキャッチコピーが書かれています。
また、2021年7月に所沢市にオープンした新業態、タンメン専門店「埼玉タンメン 山田太郎」の6号店が、初めてさいたま市内(見沼区)にオープンし、話題を集めていました。この「埼玉タンメン 山田太郎」は新鮮な国産野菜をたっぷりと食べられるそうです。
さらに5月27日9時半から16時まで山田うどん入間セントラルキッチン(埼玉県入間市)にて工場直売を開催されるとのことです。
直売では、普段は購入できない、できたての商品を特別価格でご奉仕するそうです。例えばパンチ(もつ煮込み)は、500グラム(2.5人前)が通常価格900円、1キログラム(5人前)が通常価格1,700円ですが、それぞれ700円、1,300円で販売されます。赤パンチ(500グラム、2.5人前)の通常価格1,000ですが、800円で提供するそうです。このほかにも冷凍餃子、チャーハンなどすべての食材が特別価格で販売されます。
特別価格とあって、この直売は人気も高く、オープン直後から午前中にかけて、周辺道路は混雑が予想されるとのことです。
なおセントラルキッチンは、ファクトリー・オートメーションの思想にもとづいて設計された、近代的な生産ラインが稼働しているそうです。また麺の生産ラインは直売目的としては業界でも最大規模のものということです。
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