現在、戸田市では後谷公園や噴水公園などで実施されているボランティア運営のイルミネーション「トダイルミ」が行われています。
今年11月27日に後谷公園で行われた開会式の挨拶を聞くと、イルミネーションは、市の補助金に加え、市内を中心に多くの事業者からの協賛金で運営されているようですね。
そんな中、戸田市には、個人が自宅のイルミネーションに活用できそうな事業があります。
隣り合った三軒以上の人たちが自主的に植栽や花壇づくり、イルミネーションの設置、外壁塗装などの景観づくりを協力して行う協定を結び、それを市が認定した場合、その景観づくりにかかる費用の一部を補助する制度「三軒協定」です。
イルミネーションや植栽の場合、1地区で費用の2分の1(最高10万円)の補助金を3年間支給するようですね。
トダイルミでは、景観力アップに加え、多くの市内事業者が参画する形で地域の連帯感を高める効果もあると言えます。そして、この三軒協定も、都市生活において隣家の人との交流が希薄になりがちと言われる中、居住エリアの連帯感や一体化を醸成するという効果も期待できるかもしれませんね。
隣人愛を唱えたクリスマスの日に、隣家との共同事業を考えて見るのも悪くない気がします(ちなみにイエス・キリストの隣人愛は、文字通りの隣人ではなく、自分以外の全ての人々の事のようですが…)。
なおこの制度の利用実績は、2002年に施行されて以降、イルミネーション以外も含めて44件となっています。(今年1月24日時点)
【関連サイト(PDF)】
戸田市 三軒協定制度を活用してイルミネーションを始めてみませんか!
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