埼玉県は、資源の効率的・循環的な利用に取り組む県内企業を支援するため 、「サーキュラーエコノミー推進センター埼玉」を北与野駅前にある新都心ビジネス交流プラザ3階に開所します。
運営は、公益財団法人埼玉県産業振興公社が行い、普及啓発セミナーの開催、コーディネーターによる相談支援、展示会「彩の国ビジネスアリーナ」における関連製品・技術の展示紹介、企業間の連携促進のためのマッチング支援、事業化に向けた研究会の開催などを行います。
またSAITEC北部研究所(埼玉県熊谷市)による食品残さを活用した製品化支援も行い、サーキュラーエコノミーに取り組む県内企業をサポートしていきます。
15日10時30分から新都心ビジネス交流プラザ4階会議室で開所式を行うそうです。
開所式では、大野元裕知事挨拶、サーキュラーエコノミー推進センター埼玉の紹介、除幕、特別講演(講師はサーキュラーエコノミーに造詣の深いNHKエンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサーの堅達京子氏)、取組事例の発表(浦和レッドダイヤモンズ株式会社、丸紅株式会社)などが行われるようです。
Wikipediaによりますと、サーキュラーエコノミーは、EUが2015年に政策パッケージを公表したことで世界的に広まった概念。和訳して「循環経済」とも呼ぶそうで、 製品、素材、資源の価値を可能な限り長く保全・維持し、廃棄物の発生を最小限化する経済システムを意味し、これまでの一方通行でモノを使う「直線経済」からの脱却を目指すそうです。
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