i-nest capital株式会社(東京都)は、同社1号ファンドである「i-nest1号投資事業有限責任組合」を通じ、株式会社Iranoan(さいたま市大宮区)への投資を実行した、と発表しました。
日本玩具協会が2023年6月に発表した「玩具市場規模データ」によると、2022年度の日本のガチャガチャ(カプセルトイ)の市場規模は前年度比35.6%増の610億円、カードゲーム・トレーディングカードの市場規模は同32%増の2,349億円に拡大しています。また、世界のカードゲーム・トレーディングカードの市場規模は2022年に34億8,362万米ドル、2028年までに50億9,018万米ドルに達すると予測されています。
そのようななか、Iranoanは2019年12月に「世界に、もっとドキドキを。」をビジョンに掲げ創業。2021年にトレーディングカードを中心とした日本初のオンラインガチャ「Gacha24(ガチャトゥエンティフォー)」、2022年トレーディングカードショップ「minny(ミニー)」と海外向けオンラインガチャ「Get24(ゲットトゥエンティフォー)」、2023年実店舗「ガチャイチタウン秋田店」、オンラインガチャのプラットフォーム「ガチャイチ」など、現在、複数チャネルでのトレーディングカードECやオンラインガチャ事業を手がけており、先月(11月)には「ガチャイチタウン渋谷モディ店」もオープンしました。
Iranoanは今回の調達資金を運営資金に充て、利用者に楽しんでもらえる様々なコンテンツの開発にもより一層力を注ぎ、日本のサブカルチャーとして発展してきたガチャを新しい形で提供していくことを目指していくそうです。
i-nest capitalは今回の資金提供に加え、各メンバーの豊富な支援実績および広範なネットワークを活かして、Iranoanの企業価値向上に貢献していきます。
株式会社Iranoan(イラノアン)
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