自治体で、廃棄自転車や放置自転車を有効活用する取り組みが行われています。
さいたま市のホームページによりますと、清掃センターに粗大ごみ収集や市民の直接搬入により持ち込まれる廃棄自転車は、破砕・選別処理され金属資源としてリサイクルされているのが実情です。
こうした中、さいたま市は「ともに取り組み、参加する、めぐるまち(循環型都市)”さいたま“の創造」の実現に寄与することを目的として、株式会社三堀アレスダンクと廃棄物の減量及びリユース活動の促進に向けた連携と協力に関する協定を9月26日に締結しました。
これにより、株式会社三堀アレスダンクと連携した廃棄自転車の国内循環型リユースモデルを構築するための実証事業を行なうそうです。
実証事業では、市民がごみとして排出した自転車について、株式会社三堀アレスダンクを通じて安全に整備を行い、日本国内においてリユース販売することで、より環境負荷が少ない国内循環型のリユースモデルを構築し、評価するために実証事業を実施します。
実施期間は10月から令和6年3月までで、令和6年4月以降については実証事業の結果を踏まえ検討するそうです。
なお、本実証事業で得る廃棄自転車の売却益については、さいたま市の歳入として計上されます。
https://www.city.saitama.jp/001/006/010/004/p099466.html
戸田市でも駅周辺などで放置された自転車を撤去し、一定期間保管後、引き取りがなく、まだ利用できる自転車をリサイクル自転車として、戸田地区自転車商組合加盟店店頭で定期的に販売しています。次回は11月26日に販売されるようです。蕨市でも、埼玉県自転車軽自動車商協同組合蕨支部蕨地区と協定を結び、放置自転車のリサイクルを行っています。
https://www.city.toda.saitama.jp/soshiki/275/tosi-kotsu-bicycle-recycle.html
https://www.city.warabi.saitama.jp/kurashi/kotsu/jitensha/1001549.html
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