この夏、さいたま市の博物館などでは「昔の暮らし」や「先人たちの知恵」を学ぶことができるイベントなどが行われます。
浦和くらしの博物館民家園では、7月2日に昔のあそび塾「ゴムとびと輪投げ」、8月1日に夏休み子ども講座「布で作るぞうり」、8月6日に昔のあそび塾「水でっぽうとめんこ」などのイベントが多数行われます。
浦和くらしの博物館民家園は、見沼たんぼのほぼ中央につくられた野外博物館で、市内最古の民家といわれる「旧蓮見家住宅」など市内の伝統的な建造物を7棟移築復元しているそうで、その保存を図り、あわせて過去の生産・生活用具を中心とした民俗資料を展示しています。
浦和くらしの博物館民家園(令和5年7月・8月)の講座・催し
https://www.city.saitama.jp/004/005/004/005/003/004/p096077.html
さいたま市博物館では、7月15日から8月27日まで「夏休み子ども博物館」を開催し、小・中学生を対象にした展示や体験学習を実施します。今年度は、「ちょっと昔の夏のくらし」など8つのテーマ展示や、縄文時代の土器づくりや藍染めなどの体験講座(28講座)を実施するそうです。
令和5年度「夏休み子ども博物館・体験講座」(市立博物館)
https://www.city.saitama.jp/004/005/004/005/008/004/2023natsukohaku.html
旧坂東家住宅見沼くらしっく館では、7月1日から7日まで「七夕/古民家に飾る七夕飾り」が行われるほか、7月25日から8月13日まで「盆棚飾り~板戸とゴザでお盆の飾りつけを再現する~」が行われます。
ほかにも7月29日に「竹とんぼ~竹を削って竹とんぼを作り飛ばして遊ぶ」などが行われます。
さいたま市「旧坂東家住宅見沼くらしっく館 6月~7月の行事予定」
https://www.city.saitama.jp/004/005/004/005/004/004/p096547.html
このほかのさいたま市の博物館でも、歴史などを体感できそうです。
一方、8月23日、国指定史跡 見沼通船堀東縁一の関・二の関間にて、令和5年度の見沼通船堀閘門開閉実演が開催されます。
東縁一の関での閘門開閉作業による水位調節、水位が上がった一の関と二の関の間を復元船が往来、市指定無形民俗文化財「見沼通船舟歌」と歌にあわせた踊りの披露、鈴木家住宅附属建物の特別公開(通常は土日のみ)などが行われます。
さいたま市「令和5年度見沼通船堀閘門開閉実演を開催します」
https://www.city.saitama.jp/004/005/006/008/kaiheijituenr5.html
埼玉県の平和資料館でも9月3日まで令和5年度収蔵品展「昭和の暮らしー戦前・戦中・戦後ー」が開催中です。
埼玉県平和資料館では、戦争の悲惨さと平和の尊さを後世に伝えるため、先の大戦に関する資料や、戦前期から戦後期までの生活用具などの調査・収集・保存を続けていますが、この展示では、同館で収蔵する資料の中から暮らしや生活にかかわる資料を展示し、戦争を挟んで私たちの暮らしがどのように変化したのかを紹介しているそうです。
埼玉県「令和5年度収蔵品展「昭和の暮らしー戦前・戦中・戦後ー」の開催」
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0301/library-info/2023-heiwa-tenji-theme1.html
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