埼玉県は6月8日に、医療的ケア児とその家族からの相談窓口となる地域センターを新たに3か所開設します。
県では今年1月、人材育成や県全体の支援体制の整備などを行なう県センター(埼玉県医療的ケア児等支援センター、さいたま市中央区)のほかに、全県の相談に対応していた「地域センターかけはし」(川越市)を開設し、開設以降、4か月で96件の相談があったそうです。
今回新たに、さいたま市岩槻区、熊谷市、春日部市の3か所に地域センターが開設され4か所の地域センター体制となり、市町村や支援機関と連携し、さらにきめ細かく医療的ケア児が地域で安心して生活できるよう支援できるようになります。
各地域センターの連絡先や担当地域は埼玉県ホームページ(下記のアドレス)から確認できます。
なお5年後をめどに、運営を市町村に移行していくことを検討しているそうです。
一方、2021年に「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」(医療的ケア児支援法)が成立、施行されていて、国や地方公共団体は、医療的ケア児及びその家族に対する支援に係る施策を実施する責務を負うことになりました。
大野元裕知事会見で説明しています↓
埼玉県「埼玉県医療的ケア児等支援センターの「地域センター」を3か所増設します」
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0605/news/page/news2023060601.html
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