
公益財団法人青葉園(さいたま市西区)は、さいたま市西区にて昭和27年より公園墓地を運営している公園墓地・青葉園入口にある埼玉県天然記念物の樹齢700年の「大藤」のライトアップイベントを4月25日から27日の3日間限定で開催します。
開催時間は19時から21時。入園無料。
ライトアップイベントは、初の試みとなります。ライトアップにより、大藤は昼間と異なる幻想的な雰囲気になるとのことで、暗闇に浮かび上がる鮮やかな紫の花をぜひ楽しんほしいそうです。
青葉園の大藤は、国内屈指の樹齢700年を誇る3本の「三尺藤」から成り立っています。時代でいうと鎌倉時代末期に発芽した大木です。「三尺藤」はノダフジの一種で、紫色の房が三尺(1メートル)に達することからその名がつきました。紫の花は流れ落ちる滝のようであり、花から甘い香りがするのが特徴です。
昭和28年3月に天然記念物の指定を受け、昭和40年3月に青葉園に移植されました。開花シーズンには、近隣住民や、青葉園利用者のみならず、多数の人々が訪れるフォトスポットになっています。
一方、青葉園は、さいたま市に昭和27年に開園した日本初の民営公園墓地です。昭和32年に財団法人の認可を受け、その後平成27年に公益財団法人に移行し現在に至っています。
園内には大藤をはじめ、「桜」、「ハナミズキ」、「紫陽花」、「百日紅」など多くの植樹がされており、季節ごとに様々な花を楽しむことができます。また、中央部に建立された「三重塔」が美しい景観を生み出しており、皆様の憩いの公園となっております。



コメント