公共施設は比較的アクセスの良いところに位置します。しかし建物の老朽化などで移転するケースもあります。そうした場合、跡地はどうなるのか気になるところです。
2019年に移転開館した「大宮区役所(と大宮図書館)」。その跡地は現在どうなっているのでしょうか?
旧大宮区役所は現在解体工事が進んでいます。昨年2月3日付の埼玉建設新聞ウェブ記事によりますと、旧大宮区役所の敷地面積は8450.16平方メートルで、2024年5~6月ごろの解体完了を目指しているそうです。
また解体後の敷地に関しては大宮駅周辺のまちづくり推進につながる活用が検討されているそうです。
また、さいたま市ホームページによりますと、氷川参道沿いにある旧大宮図書館は民間事業者の手でリノベーションされ、スタートアップ向けのスモールや観光案内拠点も入るオフィス新たな複合施設になっています。
このほか、ウィキペディアによりますと、今年4月にオープンした18階建ての大型複合施設施設「大宮門街」に移転した旧市民会館(「8時だョ!全員集合」の公開生放送にも使われていました)の跡地は文化複合施設とする構想があるようです。
一方、令和13年度をめどにさいたま新都心への移転が決定しています、さいたま市役所(本庁舎)では、この秋、移転後の庁舎地の利活用を話し合うワークショップが何回か開かれます。
ワークショップ参加者募集のチラシをみますと、想定されるイメージとしては、「国内外の現代美術に触れられる美術館」、「世界中から研究者・学生が集まるグローバルな研究拠点」、「カフェと一体となった公園」、「ミュージアムやスタートアップオフィス、広場などの複合」などがあるようです。令和9年〜13年ごろの間に、利活用計画を策定して利活用に向けた手続きを開始する方向です。
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