国道17号は重要な道路である一方で、さいたま市域の国道17号の現道区間の大半は、主要国道でありながら片側1車線といいます。
こうしたこともあり、さいたま新都心周辺では、断面交通量が約2万台/日(平成22年度交通センサス)と渋滞が慢性化しています。
このような状況をふまえ、平成元年12月に、国道17号のさいたま市中央区下落合からさいたま市大宮区桜木町間(与野大宮道路、2.7キロメートル)の4車線化(現在、2車線〜4車線、下のマップ参照)を都市計画決定。平成6年度には、このうちの新都心の中心部に位置する1.5キロメートル区間が事業化されました。
平成10年度より用地買収が完了した箇所から工事に着手し、平成18年度には、さいたま市中央区上落合~八幡通交差点の700メートルが4車線化されました。
大宮国道事務所のサイトにアップされています「令和5年度関東地方整備局(埼玉県内)道路関係予算の概要について」によりますと、現在、さいたま市中央区下落合から同区上落合までの1.5キロメートルが事業中で、令和5年は調査設計を実施する予定といいます。
上落合交差点
コメント