さいたま市は、新型コロナウイルスの影響を受けた地域経済の活性化を図ろうと、市内宿泊施設に上限3千円の割引料金で宿泊できる「さいたま市宿泊促進キャンペーン(さいたま割)」を実施する。期間は今月11日~来年2月28日の宿泊分まで。
市観光国際課によると、「さいたま割」と記載された宿泊商品で、1室1泊につき3千円を上限に割引する。予算額は延べ約4400室分と事務経費などで約1億6千万円。市内対象施設49のうち、23施設が参加する予定。参加施設や旅行会社の店頭、ウェブサイトなどで販売する。今月11日に始まる国の全国旅行支援と併用できる場合もある。
2020年度に実施したときは、家族旅行や出張などにも利用されたという。同課は「宿泊客を市内に呼び込んで、地域経済の活性化につなげたい」と話している。
問い合わせは、同課(電話048・829・1365)へ。
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